工場・倉庫で遮熱塗装改修を行うメリットを解説!
- 2月26日
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更新日:2 日前

工場・倉庫の遮熱塗装とは?
暑さ・熱中症対策だけじゃない5つのメリットとSDGsへの貢献
暑さ対策や熱中症対策、省エネ・電気代削減の方法として注目されている「遮熱塗装」。
特に工場や倉庫では、屋根からの熱侵入が室内温度上昇の最大要因となります。屋根に遮熱塗装を施すことで、屋根表面の温度上昇を抑え、屋内の暑さを軽減することが可能です。
しかし、検討される企業様からはこのような声もよく伺います。
暑さ対策以外のメリットはあるのか?
予算確保のため、経営視点でも効果を説明したい
職場環境改善だけでなく企業イメージ向上につなげたい
本記事では、遮熱塗装の具体的なメリットに加え、SDGsの取り組みとしてどのように活用できるかについても詳しく解説します。
目次

工場・倉庫の遮熱塗装で得られる5つのメリット
メリット① 温度上昇を抑え、暑さ・熱中症対策ができる
夏場の工場や倉庫の屋根(折板屋根・波型スレート屋根)は、表面温度が70℃以上に達することも珍しくありません。
これらの屋根材は厚みが約5mm前後と薄いため、熱が屋内へ直接伝わりやすい構造です。その結果、室内は非常に高温になります。
実際に、総務省の発表によると、令和2年6月~9月の全国の熱中症による救急搬送者数は約6.5万人、死亡者は112人にのぼりました。また、発症場所の半数以上は屋内です。
つまり、「屋内だから安全」とは言えません。
遮熱塗装の実験では、
屋根表面温度:最大15.6℃低下
室内温度:最大6.9℃低下
というデータも確認されています(9月日中)。
従業員の健康を守ることは、企業の重要な責任です。遮熱塗装は、労働環境改善と安全対策の両立を可能にします。
メリット② 空調効率が向上し、電気代を削減できる
(省エネ対策)
屋根温度が70℃以上になる環境では、エアコンの効率は著しく低下します。
最大出力で稼働させても室温が30℃を下回らない、というケースも少なくありません。
遮熱塗装は、熱の侵入源である屋根温度を抑制するため、空調効率を高める効果があります。
その結果、
電気使用量の削減
光熱費の削減
CO₂排出量の削減
につながります。
実証データでは、電気使用料金が約25%削減された事例もあります。
既に工場扇やシーリングファン、スポットクーラーを導入している場合でも、遮熱塗装との併用で相乗効果が期待できます。
メリット③ 屋根のメンテナンスを兼ね、寿命が延びる
遮熱塗装は単なる暑さ対策ではありません。
塗装本来の役割である「建物保護機能」も兼ね備えています。
折板屋根:サビの発生を抑制
波型スレート屋根:吸水による劣化を抑制
屋根の劣化を抑えることで、大規模な張替えや補修の時期を延ばすことが可能です。
つまり、遮熱塗装は
暑さ対策+建物保全を同時に実現できる工法
と言えます。
メリット④ 原材料や製品の品質低下を防ぐ
高温環境では、
原材料の変質
製品の変形
揮発や品質劣化
といったリスクが高まります。
遮熱塗装により室温上昇を抑えることで、品質管理の安定化につながります。
製造業や保管業においては、品質維持は企業信頼に直結します。遮熱塗装はリスクマネジメントの一環としても有効です。
メリット⑤ 環境にやさしい(ヒートアイランド対策)
空調負荷を軽減することで電力消費が抑えられ、CO₂排出量削減に貢献します。
さらに、屋根表面の温度上昇を抑えることは、ヒートアイランド現象の緩和にもつながります。
ヒートアイランド現象は、
猛暑の悪化
局地的豪雨
大気汚染
生態系への影響
などを引き起こす要因とされています。
遮熱塗装は、企業単位で取り組める環境配慮型施策の一つです。
遮熱塗装とSDGsの取り組み
遮熱塗装は、企業のSDGs活動にも貢献します。
■ 目標8「働きがいも経済成長も」
安全で快適な職場環境づくりは、従業員満足度向上と生産性向上につながります。
■ 目標12「つくる責任 つかう責任」
建物を長寿命化させることは、資源の有効活用につながります。
■ 目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
省エネ化は、持続可能なエネルギー利用の推進に貢献します。
遮熱塗装は、単なるコスト削減策ではなく、企業価値向上施策でもあるのです。
まとめ|遮熱塗装は“経営視点”で考える対策
遮熱塗装には、
暑さ・熱中症対策
光熱費削減
建物保全
品質安定
環境配慮









